三重県桑名市の動物病院 桜通どうぶつ病院

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桜通どうぶつ病院
〒511-0813
三重県桑名市桜通30番地
院長 水谷 友則
三重県桑名市の動物病院 桜通どうぶつ病院通信

犬の心臓病

更新日:2010/01/19

先天性と後天性の心疾患があり、後天性のものは一般的に僧帽弁閉鎖不全症です。僧帽弁は左心室と左心房の間にあり、心臓の収縮時に左心房と左心室をふさいで血液の逆流を防いでいます。この弁が粘液変性して完全に閉鎖できずに、隙間から血液の逆流が起こっている状態になります

初期には症状が認められず、聴診による心雑音の聴取によって発見されることもあります。一般的な症状は、散歩を嫌がる・咳・呼吸が速いなどです進行すると肺の血管にうっ血が起こり、心臓の拍出量が低下して肺水腫に陥り、呼吸困難で死に至ります。

心臓病の管理には、食事(減塩低蛋白等)・内科療法・運動制限などになります。症状に心当たりのある場合は、早めに御相談下さい。

 

 

 

 

肺水腫(肺の一部が白く、その部分の心臓のラインがわかりずらい。)




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