年間予防スケジュール【例】1月1日生まれの場合
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混合ワクチンの接種
お散歩中などで知らぬ間に感染するウイルス性の伝染病の予防をします。生後1ヵ月半頃から1ヶ月ごとに3回接種します。その後は、1年に1回の追加接種となります。
感染すると死に至る可能性もありますので、しっかりと予防しましょう。 -
狂犬病の予防接種と登録
人にも感染し、発症するとほぼ100%死亡する恐ろしい伝染病です。年1回の予防接種が法律で義務づけられていますので、必ず接種して登録しましょう。
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フィラリアの予防
蚊が媒介し、心臓や肺動脈に寄生する怖い病気です。5月から12月の間、毎月1回のお薬(おやつのタイプもあります)を飲ませてフィラリアの予防をします。また、同時に回虫などの消化管の寄生虫も駆除します。4月にフィラリアの検査を受けて予防をしましょう。
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ノミ、ダニの予防
ノミアレルギーによる皮膚病や一部の寄生虫を媒介します。お薬を背中に滴下して約1ヶ月間効果が持続します。少なくとも夏の間は予防をしましょう。
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去勢手術、避妊手術
子供を産ませる予定がなければ、なるべく受けましょう。
男の子は、前立腺肥大・会陰ヘルニア・肛門周囲腺腫など、女の子は、子宮蓄膿症・卵巣子宮の腫瘍・乳腺腫瘍などのリスクが軽減できます。 -
年1回の健康診断
見た目では気付かない病気も沢山あります。まだ元気だからと安心せず、健康診断を受けて早期発見・早期治療に努めましょう。5歳以降は血液検査等の検査をお勧めします。